ここでは、簡単な部屋の見取り図の図面を実際に書いてみたいと思います。
まずは、実際に書く前の準備として、図面を書く用紙をA4、縮尺は1/50と設定しメニューバーから「ファイル」-「新規作成」を選びましょう。
<1>壁の基準線を描きましょう

メニューバーから「設定」?「線属性」と選択し、線の色を8、点線1を選択します。
0番のレイヤになっているかを確認し適当な位置に、線コマンドを選択、コントロールバーの水平・垂直にチェックを入れ、壁となりそうな適当な位置にまずは左側と下側に線を描きます。次に「複線」のコマンドを選択し左右の間隔を3600、上下の間隔を2700に指定し残りの2本を書きます。


<2>壁を作ります
壁は1番のレイヤに描きますのでレイヤを切り替えます。線属性を選択し、線の色を1、実線を選択します。次に「複線」コマンドで、間隔を20で中心線の内側、外側を描きます。はみ出た壁の線を「伸縮」コマンドで調節し四角を作ります。

「伸縮」のコマンドを使う際は、基準線をダブルクリックで決定できます。基準線に設定すると、その線は赤くなりますので、その基準線に対し、残したい線をクリックすると基準線対し出ている線を縮める事ができます。


線の長さもしくは間隔を指定しても。うまく描くことが出来ない場合は、「設定」?「基本設定」と進み、一般タグの(2)を開き、m単位の入力のチェックボックスがオンになっていないか確認してみましょう。

ここではドアと窓を描いていきたいと思います。ドアや窓は、2番のレイヤに描きたいと思いますのでレイヤを切り替えましょう。
<1>ドアを描いてみましょう





左下の中心線の交点から900の線分を外側に向かって描き、ドアの線分とします。
左の図のように描けましたら、次にドアの軌跡を書きます。線属性から線色を5番、実線を選択し、円コマンドを選択、コントロールバーの円弧にチェックを入れます。


円の中心を指示するように画面左下に表示されますので、ドアの線分と中心線の交点を右クリックで指示します。
 
次に円弧の始点をドアの線分の左側に決め、終点を部屋の中側の適当な位置に指定します。円弧が長すぎるので「伸縮」を使い長さを整えます。

ついでに柱も作りましょう。線色を2番、実線にし、柱の間隔を45に設定し壁の中に書きます。
 
 
<2>窓をつけてみましょう。
まずは、右側の壁に1800間隔の柱を描きましょう。方法はいろいろありますが、ここではまず下側の中心線から複線で間隔を1350に設定し中心を決めます。
その中心からさらに900間隔の線を描きます。
そして柱の厚みである45の線を加えます。もし仮に中心点から線分を描きたい場合は線分の中点を選択することができるコマンドもあります。(右クリッククロックメニューの3時方向で選択できます)

次に窓をとりつけます。ここで取り付ける窓はサンプルとてJw_cadに入っているデータを呼び出し貼り付けます。

まずは、「作図」?「家具平面」と選択していきます。するとファイル選択画面が表示されますのでjwwフォルダ→建具平面A、建具一般平面図の13の窓を選択してみましょう。選択するとコントロールバーのなかに寸法や芯ずれを指定することができるようになっています。

ここでは枠幅を40内法1800に指定します。基準線を中心線に指示し、建具位置を柱の内側に入るように指定します。このとき、もし窓の開きが内側と外側が逆の場合はコントロールバーの「>」をクリックし内外反転のダイアルボックスにチェックを入れると窓が反転します。

ここではベッド、テレビ、机などの家具を配置して名前を書いてみましょう。家具類は3番のレイヤに描くことにしますので、レイヤの切り替えをしましょう。家具の線種は線番3、実線で描いていきます。

<1>ベッドの配置
基本的には壁を描いたのと同じように描いていくのですがここでは矩形を使ってみます。
「□」を押し、コントロールバーの矩形にチェックを入れます。

次に寸法に2200,1500と入力し、画面に赤い□が表じれますので、□をベッドとして配置します。ここでは、壁との距離は考えませんが、距離を考える場合は復線コマンドを使って基準となる線を書き、ベッドの配置をおこないます。
 
 
<2>テレビ台、机を配置していきましょう

同様にテレビ、机を配置していきましょう。
テレビはまず矩形で寸法700,400としやや斜めに向かせたいので傾きを30と入力し、右下に描いて見ましょう。机は同じように矩形で寸法1000,500でベッドの横に配置します。

さらに机の角をおとし丸みをつけて見ましょう。「面取」コマンドを選択し、コントロールバーの楕円面をチェックします。寸法に150と入力し、机の線の左側と下側の線をクリックすると、丸みをつけられます。

終わりましたら、右側です。壁側も同様におこないましょう。コントロールボックスの丸面にチェックを入れ、寸法に50を入力し角をおとします。反対側の角も同様です。
 
 
<3>名前を記入してみましょう。
文字は4番のレイヤに書きますので、レイヤを切り替えましょう。ツールバーの「文字」をクリックします。すると文字入力のバーが現れますので、「ベッド」と入力し、Enterを押します。画面に赤い四角が現れますので配置したい場所で左クリックをします。TV、机も同様です。

ここでは床を仕上げ、寸法を入力していきます
<1>床の仕上げ
床の仕上げをしていきます。床仕上げは6番のレイヤに書き込みますのでレイヤを切り替えます。まずはツールバーの「範囲」をクリックし、部屋の中全体が入るように範囲を指定します。次にメニューバーの「作図」?「ハッチ」を選択します。コントロールバーの1線にチェックがあることを確認し、ピッチに「1」と入力し実行します。

 
 
<2>寸法を入力します。
寸法を入力していきます。寸法は7番のレイヤに描いていきたいと思いますのでレイを切り替えます。寸法の線種は寸法設定でおこないます。メニューバーから「設定」?「寸法設定」と進み各項目のボックスに入力していきます。ここでは文字種類を3、寸法線色を6、引出線色、矢印・点色も3と入力します。では実際に寸法を記入していきましょう。ツールバーの「寸法」を左クリックするとコントロールバーが表示されます。

「傾き」は引出線・寸法線の角度を「0°/90°」では 引出線・寸法線の角度を0度または90度に切り替えます。垂直な寸法を記入する際には「0°/90°」を左クリックします。その他に円の直径や半径、角度、累進寸法(一つの寸法を記入後、同列にさらに寸法を記入できる)などを設定する項目が並んでいます。

まずは、部屋の横の寸法を記入してみましょう。まずは引出し線の始点を決め、次に寸法線の位置を決めます。次に寸法の始点を指示します。ここでは、左下の中心線の交点を始点とし、右下の中心線の交点を終点とします。各々で左クリックで指示していくと寸法が表示されます。同様に、机、ベッド、縦幅も記入していきましょう。

ここでは作図したオブジェの保存と印刷をしてみましょう
<1>保存をしてみましょう。
ファイルに保存する際には、複数の形式を選ぶことができます(各形式については、CADデータの互換性?ファイル形式についての項目を参照願います)。Jw_cadではその他に、部品として登録し、ほかの図面で呼び出すことができます。今回は部屋そのものを部品登録してみましょう。
 まずはメニュバーから「その他」?「登録図形」を選びます。次に登録する図形を左クリックで指定します。このときに基準点を示す赤い丸が表示され、基準点変更ができます。
<図形選択前>

<字形選択後>


また図形選択後はコントロールバーがかわり「基準点変更」「属性選択」「選択解除」が選べるようになります。「属性選択」ではブロック図形選択や図形属性選択を選択できますので、必要に応じて使いましょう。選択が完了したらコントロールバーの「選択確定」をクリックします。登録したいフォルダを選び、図形の登録が完了します。

はじめて図形を登録するときは、フォルダを新規作成します。名前を指定する前に「新規」の「フォルダ」にします。すると名前の欄に図形が表示されますので、00から99までの番号を入れ、メモに登録図形がわかるように書いておくと呼び出すときに便利だと思います。
 
 
<2>印刷をしてみましょう
メニューバーの「ファイル」から「印刷」を選びます。


コントロールバーには上記のように表示され縮小拡大などが選択できます。また、出力方法設定を選択するとレイヤごと、レイヤグループごとの連続出力を選択できます。

以上で終了となります。いかがでしたか?ここで説明させていただいたことは、Jw_cadのほんの入り口です。この他にも2.5次元の表示や日影図など出来ることはまだまだたくさんあります。
これから、本格的にJw_cadを学んでいく方はまだまだ多くの事を覚えなければなりません。また、実際の作図では多くの問題も発生するでしょう。

しかしながら、しっかりと基本をおさえ使いこなせるようになれば、すばらしいスキルとなることでしょう。今回の作図を通してJw_cadというソフトのおおまかなイメージをつかんで頂けたら幸いです。

最新ニュース

  • YAHOOスポーツ・・・サッカー、野球、ゴルフ速報
  • YAHOOニュース・・・ニュース速報
  • YAHOO地図・・・地図の検索、ロードマップ
  • YAHOO天気・・・最新天気情報